三河 重原陣屋
Shigehara Jinya

    重原陣屋跡【愛知県刈谷市下重原町・重原本町】
    重原市民館【愛知県刈谷市重原本町1丁目67】
      浄福寺【愛知県刈谷市重原本町1丁目24−1】
願行寺・十応寺教会【愛知県刈谷市半城土町乙本郷81】

【立地】平地

【重原藩】1869〜1871年

【歴史】1792年陸奥福島藩板倉氏が三河国1万石の所領を得て、下重原村に陣屋を置いた。戊辰戦
争で罪を得た福島藩主板倉勝達は、1869年福島藩3万石から三河四郡181村2万8352石の減
封移転を受け、重原藩を立藩した。既に在った重原陣屋を藩庁としたが、2年後の1871年廃藩置県
により廃藩となった。現在はJA〔愛知中央農協重原支店〕に変わり、陣屋門は願行寺へ、玄関は十応
寺へ移築され、浄福寺駐車場に石碑が立つ。

【所感】下り松川と猿渡川に挟まれた地で、重原城跡の南西1キロに位置します。県道48号線下重原
町信号を北へ曲がり、東海道本線を渡り、初めての辻を右へ入って道なりに進むと、右に重原市民館、
左に浄福寺が在ります。浄福寺の駐車場に「重原陣屋跡」「従是東福島領」「歴史紹介・ウォーキング
コース」3体の石碑が立っています。


 

浄福寺〔写真:左〕重原陣屋跡の石碑・福嶋領の石碑・浄福寺〔写真:右〕


 

移築 重原陣屋玄関・十応寺教会〔写真:左〕移築 重原陣屋の正門・願行寺〔写真:右〕