駿河 清水袋城
Shimizu Fukuro castle
清水袋城跡【静岡県静岡市清水区本町・清水町】
上総稲荷神社【静岡県静岡市清水区本町3−7】
妙慶寺【静岡県静岡市清水区清水町8−16】
清水次郎長生家【静岡県静岡市清水区美濃輪町4−1】
【立地】平城・海城
【別称】清水城・袋城・浜清水袋城
【歴史】1568年駿河に侵入した武田信玄が、1569年北条水軍に対抗して馬場美濃守
信房に命じて築いた武田水軍の根拠地である。1582年武田氏滅亡後、徳川水軍が利用。
1590年家康が関東移封になると、豊臣秀吉の家臣中村一氏が駿河へ入り、関船を支配し
た。1601年内藤信成が駿府藩4万石の藩主になると、袋城に城番を置くが、1608年
家康が駿府に隠居すると、徐々にその存在価値を失い、1614年外堀を埋めて廃城となる
。現在は住宅地となり、袋城の石が残る。
【所感】北は上総稲荷神社、南は次郎長生家までの巴川西岸が袋城跡とされます。現在は上
総稲荷神社の角に城の石を残すのみで、住宅や釣船店、次郎長通り商店街などになっていま
す。巴川東岸には甲州廻米置場、清水次郎長の船宿なども在ります。
旧袋城の石・上総稲荷神社
上総稲荷神社
清水次郎長生家