伊勢 新所城
Shinjo castle
新所城跡【三重県亀山市関町新所】
カネボウ物流関物流センター【三重県亀山市関町新所1427−1】
【立地】平山城
【別称】新城・新庄城
【歴史】標高150m、比高25mの独立丘陵の西斜面に築かれた城で、
関氏の祖関実忠の築城とも云われるが、一般的には、天正年間(1573
〜1593年)、関盛信の築城とされる。盛信は亀山城主であり、関氏の
宗家である。1568年信長の北伊勢侵攻の際、滝川一益軍の攻撃で関の
諸氏は織田信長に降服するが、盛信は最後まで近江六角氏と連携し、反信
長勢力となった。1573年ついに屈し、盛信は蒲生氏郷のもとで幽閉さ
れた。現在は石垣、空堀、井戸が残る。
【所感】国道1号線と国道25号線が交わる新庄町信号の南東にある山が
新所城跡になります。カネボウ物流関物流センターの裏手です。この交差
点近くには、東海道の宿場「関宿」の石碑や歴史看板が立ちます。車で登
城口を探しましたが、それらしい場所が見つからず、断念しました。城山
の南側に鈴鹿川の支流加太川が流れ、田舎らしい風景が広がっています。
新所城跡遠景・城山