三河 塩瀬城
Shioze castle
塩瀬城跡【愛知県新城市塩瀬字中平】
【立地】丘城
【別称】塩瀬古城・塩瀬村古城
【歴史】時期は定かではない。標高175m、比高15mの丘陵端に築かれ、塩瀬宮内左衛
門資時−左馬助直資−直家−甚兵衛−久次の居城とされる。1350年元国より来日した林
浄因が帰化して塩瀬氏を名乗り、その長子が従五位に叙せられ塩瀬宮内左衛門資時を称して
、塩瀬城を築いたと云う。現在は山林、茶畑となり、遺構は無い。
【所感】国道257号線只持信号を東へ曲がり、豊川を渡って真っ直ぐ進み、支流巴川に沿
って走る県道436号線を進みます。3キロ程走ると、塩瀬集落に入り、左手の塩瀬公民館
を過ぎた金与木材前辺りから山上に在る石碑が確認出来ます。私は別の民家の方に聞いて、
家の裏手へ通してもらって上りましたが、金与木材前の民家へ続く道で、民家へ入る直前で
右へ折れて上る細道が在り、2軒目の民家横を左へ折れて茶畑内の道を上ると、石碑の場所
に着きます。石碑の裏手は山林が伐採されて削平地になっています。
塩瀬城跡遠景・石碑〔写真:左〕塩瀬古城址の石碑〔写真:右〕