三河 清水城
Shimizu castle
清水城跡【愛知県北設楽郡設楽町西納庫字城之腰】
道の駅アグリステーションなぐら【愛知県北設楽郡設楽町西納庫字森田32】
【立地】平山城
【町指定史跡】
【歴史】標高667m、比高23mに築かれた平山城である。南北朝時代(1336~13
92年)に足助荘名倉郷と呼ばれていた頃、代官菜倉左近蔵人の居城とされる。城主に名倉
喜八郎、新田孫八、新田右衛門佐の名がある。現在は山林、竹林となり、曲輪、土塁、竪堀
が残る。
【所感】城跡付近に駐車スペースが無い為、車は「道の駅アグリステーションなぐら」に止
めることをお薦めします。城跡墓・清水城跡へ行く効率の良い道は、道の駅前「西納庫」信
号から450m程西進した右手の「町道338号上の山長瀬待線」から行くと良いでしょう
。道成りに270m程歩いた右手に「城主墓」の標柱、先へ進んだ丁字路を左折して110
m程進んだ右手に清水城跡の入口があります。城山稲荷社へ行く丸太階段は帰り道に使うと
して、左手の小道からスタートします。二の曲輪入口の左手に広がる平地①と平地②は畑地
跡と思われますが、ココが居館跡ではないかと言われています。平地①から始まる竪堀①と
竪堀②を確認して、大手口〔↗二の曲輪・本曲輪の標柱〕から坂道を上ると、半月形の二の
曲輪、勾玉形の本曲輪が並び、二の曲輪の南下に帯曲輪①、本曲輪の南端に竪堀③、南側に
城山稲荷社、その下に土塁、本曲輪北端の搦手口を下りた場所に竪堀④、本曲輪東側に腰曲
輪と帯曲輪②があり、城の南~東の守り固めています。城の北側は曲輪や横堀といったもの
は無く、急斜面となっています。縄張り図は本曲輪の看板に描かれていますが、事前に入手
したい人は、ネットで「設楽町観光ナビ」を検索し、「設楽の山城 御朱印特集」をクリッ
クすれば縄張り図〔.pdf〕を入手することが出来ます。




国道257号線→城主墓への道


伝 清水城主の墓

城主墓→清水城跡へ移動

清水城跡入口


二の曲輪 本曲輪へ向かう道

平地①南東から始まる竪堀①


二の曲輪西側の平地①と平地②

平地①北東から始まる竪堀②


二の曲輪南側の帯曲輪①



二の曲輪入口



二の曲輪入口

本曲輪の虎口

本曲輪南端の竪堀③




本曲輪

本曲輪搦手口

本曲輪搦手口下の竪堀④

本曲輪東側の腰曲輪

本曲輪東側 腰曲輪下の帯曲輪②

本曲輪南下の土塁

本曲輪南側の城山稲荷社
