三河 田口城
Taguchi castle
田口城跡【愛知県北設楽郡設楽町田口字アラコ・字向木屋】
奥三河郷土館【愛知県北設楽郡設楽町田口字アラコ14】
愛知県奥三河総合センター【愛知県北設楽郡設楽町田口字向木屋2−10】
新城保健所設楽保健分室【愛知県北設楽郡設楽町田口字向木屋28−2】
【立地】丘城
【別称】向木屋砦
【歴史】時期は定かではない。標高510m、比高50mの丘陵上に築かれた田口法久の居
城で、田口の開発はここから始まったと云う。永禄、元亀年間(1558〜1573年)、
萩平館居住の菅沼氏の家臣後藤喜四郎が護っていたと云う記述もある。現在は郷土館、山林
に変わり、遺構は無い。
【所感】国道257号線設楽警察署南信号を入り、新城保健所設楽保健分室の右手前の脇道
を上った左手が愛知県奥三河総合センター、右手が奥三河郷土館になります。この両施設が
城跡と言われています。田口集落が一望出来る場所で、松戸、長江、損者、小代、鍬塚など
の城、砦の中心部に位置します。訪城を目的に来ましたが、館長さんのお話で旧田口線の電
車に興味が向いてしまいました。
奥三河郷土館・田口城跡
田口鉄道の木製電車「モハ10」〔写真:左〕「モハ10」内部〔写真:右〕