遠江 志津城
Shizu castle

                志津城跡【静岡県浜松市西区村櫛町】
         浜名湖国際頭脳センター【静岡県浜松市西区村櫛町4598−9】
カリアック〔商工会議所福利研修センター〕【静岡県浜松市西区村櫛町4597】

【立地】平山城
【別称】志津古城・新津城

【歴史】993年藤原共資が巡検士として遠江へ下向し、城を築いたと伝わる。遠江国司と
して居城したが、共資の子共保の時、井伊谷へ移り、廃城となる。共保は井伊氏の祖とされ
、子孫は徳川四天王「井伊直政」、彦根藩主に至る。比高100m程の山城であったが、1
903年村櫛半島先端の埋立用土砂として削り取られ、現在は石碑のみが立つ。

【所感】志津城跡は浜名湖の北東から突き出た大きな半島〔村櫛半島〕の先端部に位置し、
現在は更に延びて弁天島近くまで埋め立てられています。この埋め立てに城山の土砂が使わ
れたようです。城址碑は浜名湖国際頭脳センターの西側を走る道沿いに在り、カリアックの
建物の東方になります。シュロの木が在る場所ですが、夏になると、石碑が枝葉に隠れて分
かり辛くなります。




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志津古城趾の石碑





藤原備中守共資公之墓の前に在る廃社



藤原備中守共資公之墓・廃社の裏