三河 竹本城
Takemoto castle
竹本城跡【愛知県豊川市御津町広石字船山・字竹本】
【立地】平城
【別称】新宮古城・新宮山古城
【町指定史跡】
【歴史】築城年は定かではない。新田義貞(1301〜1338年)の家臣高田薩摩守の二男又次郎政
季が竹本氏と称し、城を構えたことに始まる。1560年「桶狭間の戦い」で今川義元が討たれ、成久
の代で帰農する。天正年間(1573〜1591年)、長沢松平氏の家臣山田長門守の居城となり、1
617年長沢松平忠輝が流罪で亡くなると、山田父子も殉死して廃城となる。現在は神社、住宅、畑地
になり、神社に石碑が立つ。
【所感】県道372号線、県道373号線が交差する広石信号から、東の県道372号線を450m程
進んだ両脇〔北側・南側〕が城跡で、南側の秋葉神社に歴史看板、城址碑が在ります。県道372号線
で分断されていますが、少し高くなった住宅地の奥に土塁状の遺構が在ります。
竹本城跡・秋葉神社
竹本城跡の歴史看板・秋葉神社〔写真:左〕竹本古城址の石碑・秋葉神社〔写真:右〕
土塁?・広石字竹本〔写真:左〕城跡を分断する県道372号線〔写真:右〕