尾張 滝川屋敷
Takigawa residence

   滝川屋敷跡【愛知県稲沢市稲島6丁目】
     八龍社【愛知県稲沢市稲島6丁目13】
あおい書店稲沢店【愛知県稲沢市稲島5丁目7】
     因性寺【愛知県稲沢市稲島8丁目31】

【立地】平地
【別称】稲島城

【歴史】時期は不明。滝川豊前守忠征〔1559〜1635年〕の屋敷とされる。父忠澄〔1534〜
1610年〕は木全氏であったが、長男忠征は滝川一益に仕えて滝川氏を名乗った。江戸時代に入ると
、名古屋城築城奉行の一人となり、尾張藩主初代徳川義直に仕えて6000石を賜ったと云う。その後
、一旦廃して田畑となったが、1803年豊後守忠暁の時、再び在所となり、1812年屋敷を築いた
と云う。現在は畑地、田地となり、遺構は無い。

【所感】県道65号線稲島信号交差点を北上し、2つ目の信号を西へ入ると、右手にあおい書店稲沢店
が在ります。南側に八龍社、その南に土地改良碑とともに稲島城瀧川下屋敷跡の石碑が立っています。
屋敷の場所は石碑から南へ70m進んだ辻を中心とする方形の屋敷であったようで、南東角に畑地が在
ります。初め、稲島城の石碑はこの畑地に在ったようです。



 

稲島城 瀧川下屋敷跡の石碑〔写真:左〕八龍社〔写真:右〕




滝川下屋敷跡辺り・畑地・田地