尾張 豊臣太閤屋敷
Toyotomi Taiko residence

      常養寺【愛知県名古屋市中村区中村町木下屋敷47】
中村公園・豊国神社【愛知県名古屋市中村区中村町茶ノ木25】

【立地】平地

【歴史】1536年〔1537年が有力〕木下藤吉郎は父:木下弥右衛門−母:なか〔後の大政所〕の
間に生まれる。弥右衛門は農業をする側ら織田信秀に仕えた足軽であったが、1543年戦死。その後
、なかは竹阿弥と再婚するが、藤吉郎は竹阿弥と折り合いが悪く、家を飛び出して遠江国頭陀寺城主松
下之綱〔松下加兵衛〕に仕えたとされる。藤吉郎の出生地については、中村公園・常養寺・弥右衛門屋
敷跡などがあり、ハッキリしない。現在は常養寺となり、遺構は無い。竹阿弥の屋敷跡とも云われる。


【所感】中村公園の東に隣接して常養寺が在ります。常養寺境内に「豊臣秀吉公像」「産湯の井戸跡」
、中村公園内に「豊公誕生之地の石碑」「瓢箪池」「豊国神社」などが在り、秀吉色が強い地域です。
1885年創建の豊国神社はこじんまりした社殿ですが、秀吉公を御祭神し、特に出世、開運に御利益
があるとされ、参拝者が途切れることはありません。




豊臣秀吉公像・常養寺

 

常養寺〔写真:左〕豊太閤産湯の井戸・常養寺〔写真:右〕



豊公誕生之地の石碑・中村公園

 

太閤池・中村公園〔写真:左〕瓢箪池・中村公園〔写真:右〕