尾張 一色城
Isshiki castle
一色城跡【愛知県知多郡南知多町内海字前山】
泉蔵院【愛知県知多郡南知多町内海字南側69】
【立地】丘城
【別称】東端城
【歴史】14世紀中期、舌状丘陵の西端〔標高40m、比高35m〕に築かれた城で、大野城主一色範
氏の築城とされる。その後、内海佐治氏の本拠になったと云う。現在は曲輪、土塁、掘切が残る。
【所感】内海川河口へ向って伸びる丘陵の先端に位置し、直ぐ横を走る国道247号線からは切り立っ
たコンクリート擁壁の上に展望台が見え、ココが二の郭になります。泉蔵院の山門手前から展望台へ向
う階段があり、展望台からは海水浴で賑わう千鳥ヶ浜海岸とその周辺建物が見えます。二の郭の直ぐ上
が主郭で、以前は無かった「一色氏と一色城について」の看板が立てられています。竹林の奥に土塁と
堀切があるようですが、何とか掻き分けて土塁は見えましたが、その奥の堀切は確認出来ませんでした
。主郭に看板が設けられたことで、訪城の目標物が出来て嬉しく思います。
国道から見た展望台〔写真:左〕二の郭西端の展望台〔写真:右〕
二の郭の展望台から見た内海地区〔写真:左〕二の郭〔写真:右〕
主郭