美濃 墨俣城
Sunomata castle
墨俣一夜城歴史資料館【岐阜県大垣市墨俣町墨俣字城之越1742−1】
【立地】平城
【別称】一夜城・洲俣城
【天守の構成・形式】複合式層塔型天守
【町指定史跡】
【歴史】織田信長は美濃攻略の為、最前戦の墨俣に城を置くことを強く望んでい
た。1566年頃、佐久間盛信、続いて柴田勝家が築城を試みたが、完成間近で
敵の攻撃を受けて倒壊。次に独創的なアイデアを提案したのが、足軽の木下藤吉
郎。川上より材木筏を流し、プレハブ工法により、2、3日で完成させた。迅速
な築城だったことから、別称一夜城と呼ばれる。1991年大垣城を参考に天守
の歴史資料館が建てられ、遺構は無い。
【所感】長良川へ流れ込む犀川を堀として利用した城です。天守内は歴史展示室
になっています。橋から見た墨俣城は青空・天守・川水のコントラストが実に綺
麗です。それは堀になっている川に水の流れがあるからだと思います。桜の季節
に訪ねると良いでしょう。
四重五階 模擬天守 墨俣一夜城歴史資料館 地盤からの高さ:23m
太閤秀吉出世の泉
一夜城址の石碑と城柵